C型肝炎

C型肝炎とは

C型肝炎ウイルス(Hepatitis C virus : HCV)は主に血液を介して感染する肝炎ウイルスですが、性感染症としての性格を有しています。HCVは、血液を介しての感染がほとんどですが、性行為によるもの、および母子間の感染が認められています。

 

症状

急性のHCV感染の場合、その多くは、黄疸も無く、無症状に経過します。
急性C型肝炎の場合には、発熱、全身倦怠感、食欲不振で発症し、黄疸を呈することがあります。劇症化例や慢性化例以外は治癒します。HCV感染の特徴は慢性化することであり、大体初感染例のうち62%~77%が慢性化すると考えられています。
慢性化した場合、すなわちキャリアー化した場合には、約30~40%は血清トランスアミナーゼ値の異常を呈し、慢性肝炎から肝硬変症へ進展し、高率に肝細胞癌を呈することが特徴です。

 

治療

急性肝炎の場合は、一般的には安静、食事療法、肝庇護剤投与などを行います。しかし、高率に慢性化することから2~3ヵ月の経過をみたのち慢性化が考えられる場合には、インターフェロン治療を行います。